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造影検査について

●脊髄造影検査

「ミエログラフィー」は、普通のレントゲン写真では写し出すことのできない脊髄や馬屋神経、神経根を写し出す検査です。腰から針をさして、脊髄のまわりを囲む脳脊髄液のなかに、ヨードを含んだ造影剤を注入して、脊髄や神経根の影を写し出します。

丁度、バリウムを飲んで胃を写し出すことと同じです。椎間板ヘルニアの際に行われる脊髄造影に際しては、まず横向きに寝て腰をできるだけ丸くし、第三腰椎と第四腰椎の問の脊髄腔に針を刺します。

この部分は馬屋神経のまわりに脳脊髄液がたまっているので、脳脊髄液の圧力を測り採取した液の性状を調べることにより、脊髄腫瘍の有無や他の瑠疾患との鑑別が可能となります。

そして、引き続いて造影剤を注入し、その流れ方や充満性などを観察します。影像も鮮明で、MRIでは分からない動的な検査法として用いられています。その後、CTミエログラムを撮影することにより、さらに三次元での情報を得ることができます。


●椎間板造影検査

経皮的椎間板摘出術の前に行われる検査です。経皮的椎間板摘出手術は、局所麻酔で十分なことと比較的小さな切開ですみ、副作用も軽いということで知られている手術法です。

椎間板造影検査は、特殊な椎間板ヘルニアを診断する際に行う検査で、腰椎椎間板ヘルニアの一部に、手術の前に行います。椎間板造影では、造影剤注入時の療病の再現性を見ることにより画像上の病巣部が現在の病状部と一致するかどうかを確認することができます。

長い針を背中側から刺し入れて造影剤を注入し、注入時の痛みの性質、造影剤の広がり万から椎間板ヘルニアなどの病変を診断します。

通常のⅩ線撮影などでは映りにくい組織やその周囲に造影剤(水溶性ヨード剤などのⅩ線によく映る物質)を注入して、患部をⅩ線で撮影し、間接的にその組織の像を描き出すものです。

この造影剤を使用した画像診断法には、脊髄造影検査や椎間板造影検査などがあります。これは椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの状態をより詳しく知るために、椎間板ヘルニアなどの手術の前に、よくCTといっしょに行われます。

医師が体内での造影剤の移動を目で直接確認しながら、腰を伸ばしたり曲げたりしながら撮影するので、脊椎や腰部の動きにつれて、患部がどう変化するのかという動的な情報が得られるのが大きな利点と言えます。検査時問は15~20分程度で、検査後は、半日ほど安静にします。

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